[100]さくらVPSに挑戦5、Java8, Tomcat8インストール

 

CentOS6.6にJava8, Tomcat8をインストール

さあ、Tomcatちゃん!いくよ!!!

前回のCentOS6.6にApache2.4を入れるの続きです。

今回は、Tomcat8を入れてみようと思います。使っているのはJavaなので、やはり勉強のために入れるべきはTomcatです。(。。。。私も)

 

Java8のインストール

OracleのJava SEダウンロードページに行き、Accept License Agreementの左のラジオボタンをクリック。そうすると、Java SE Development Kitがダウンロードできるようになりますが、今回はCentOSに直接ダウンロードしたいので、操作端末(私の場合Windows 7)にはダウンロードしません。。ちなみに2015年3月12日現在、バージョンは8u40です。

お使いのOSの所にあるrpmを右クリック→リンクアドレスをコピー(Chromeの場合)し、ダウンロードするべきアドレスを取得します。私の場合、CentOS6.6で64 bitなのでLinux x64jdk-8u101-linuxx64.rpmのリンクアドレスをコピーしました。

cd /usr/local/src/

でダウンロード先ディレクトリに移動し、

wget –no-check-certificate –no-cookies – –header “Cookie: oraclelicense=accept-securebackup-cookie” http://download.oracle.com/otn-pub/java/jdk/8u101-b13/jdk-8u101-linux-x64.rpm

Javarpmファイルをダウンロードします。最後のhttp://以下のところは、先ほど、Oracleのページで取得したアドレスにしてください。

ひまなので、動画を!!

 

そして、インストールです。

rpmivh jdk-8u101-linuxx64.rpm

このコマンドでインストールが開始されます。しばらくするとインストールが終わるので、

java -version

コマンドでjavaのバージョンを確認しましょう。

java version “1.8.0_101”
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_101-b13)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.101-b13, mixed mode)

のような表示が出ていたらJavaのインストール成功です。

 

Tomcat8のインストール

そしていよいよTomcat8のインストールを行います。

Apache Tomcatのダウンロードページへ行き、Binay DistributionsのCoreの中に、tar.gzというのがあるので、そこを右クリック→リンクアドレスのコピー(Chromeの場合)してアドレスを取得します。

リンクアドレスを取得したら、wgetでダウンロードします。ここからの作業は、しばらく/usr/local/srcで行います。

cd /usr/local/src
wget http://www-us.apache.org/dist/tomcat/tomcat-8/v8.5.4/bin/apache-tomcat-8.5.4.tar.gz

 

次に、ダウンロードしたtar.gzファイルを解凍します。

tar -xvzf apachetomcat-8.5.4.tar.gz

このディレクトリ(/usr/local/src)のままでも動くのですが、これまで/opt配下にapacheなどを置いてきたので、ここに移動します。

まずは、tomcat用ディレクトリの作成。

mkdir /opt/tomcat

そして、先ほど解凍したディレクトリごと移動します。

mv apachetomcat-8.5.4 /opt/tomcat

次に、パス(環境変数)を設定します。

/etc/profileを編集します。viを用いた方法を紹介します。

vi /etc/profile

でprofileファイルの中身を見ることができます。拡張子がありませんが、ディレクトリではなくテキストファイルです。

viの使い方は慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

iを押して編集モードにしたら、profileファイルの一番最後に

JRE_HOME=/usr/java/default
CATALINA_HOME=/opt/tomcat/apachetomcat-8.5.4
export JRE_HOME CATALINA_HOME

を加えます。Javaの場所はここだよ、Tomcatの場所はここだよってOSに教えてあげているのですね。たぶん。

ここでちょっと豆知識。profileファイルに追加した、CATALINAというのは、サーブレットコンテナのことを意味します。Tomcatというのは、JavaサーブレットJSPを動かす部分と、apacheのようなwebサーバ(TomcatCoyoteというwebサーバを内包している)が合わさったものになります。

これで環境変数の設定が終わりました。いったん、exitでログアウトして再度ログインしてください。(/etc/profileに設定した環境変数を有効にするため)

再度ログインしたら、以下のコマンドを打ってください。(バージョンの違い、インストール先の違いがあるので、適宜パスは変えてください。)

/opt/tomcat/apachetomcat-8.5.4/bin/startup.sh

Tomcatが起動します。

Capture_2016_08_04_22_51_33_349

スタートしたらしい、、、、、、、!

それでは、正しく起動されているかを確認してみましょう。localで作業されている方は、http://localhost:8080/にアクセスしてみてください。私のようにさくらVPSを利用している人ならさくらVPSから配布されたIPアドレスになります。例)http://160.16.50.187:8080/

ポートを指定するのを忘れないでください。Tomcatのポートはデフォルトでは8080になります。下の様な画面が表示されたらTomcatのインストール成功です。

(ドキドキ。。。。。。。)

やったーーーーーー!ありがとう!!!!

Capture_2016_08_04_22_53_01_549

何回めだろう。。。。。3回目かね????

 

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